ここ数年、ジャニーズ事務所からの退所者が続出している。
ジャニーさんの死によって、盤石だったジャニーズ帝国にも陰りが見え始めている。
とはいっても、芸能界では未だジャニーズの力は強く、テレビ局側もジャニーズを退所したタレントを積極的に起用しようとはしない。
ここで疑問になってくるのが、ジャニーズを退所したタレントたちは、どうやって食いつないで行っているのだろうということだ。
盛者必衰、人は必ず衰える時がくる。しかし一斉を風靡したタレントたちが落ちぶれていくさまを見るのも忍びない。
そこで今回は、ジャニーズを退所したタレントたちの経済状況がどうなっているのかを調べてみた。
手越祐也の経済状況は?
ここ最近で退所したタレントとして思いつくのは、元NEWSの手越祐也だ。
緊急事態宣言が出ている最中、女性を同席させた場での会食をスクープされ、なし崩し的に退所していった。
そんな彼は現在どうなっているのだろう。ある芸の関係者はこう語る。
「6月に独立した手越祐也(32)はユーチューブのチャンネル登録者は150万人(8月20日現在、以下同)を超え、8月には噂された女性芸能人の実名を挙げた“暴露本”を発売して初版5万部という異例の大部数。ビジネス的な面だけでいえば成功ケースとなりそうです」
タレント・アーティストとしての活動は、今の所未知数だが現状を見るぶんには成功していると言えるだろう。
しばらくはテレビの仕事は来ないだろうが、しばらくはユーチューバーとして食っていけそうだ。
赤西仁と錦戸亮
手越と違う路線で、退所後に成功しているのが、2014年に退所した元KAT-TUNの赤西仁と、2019年に退所した元関ジャニ∞の錦戸亮だ。
「赤西は海外志向が強く、英語が堪能。中国のSNS『ウェイボー』のフォロワーは300万人を超え、結婚しているにもかかわらず熱心なファンに支えられています。その赤西と錦戸は共同プロジェクト『N/A』を発足し、音楽活動や動画配信、グッズ販売など精力的です。2人ともファンクラブ会員は数万人とされ、それだけで年間億単位稼ぐ計算になります」
赤西は退所直後は、妻の黒木メイサのヒモ状態という噂がたっていたが、どうやら現在は成功しているらしい。
また、錦戸亮もテレビでは一切見なくなったが(最近ようやくCMに起用されていた)音楽活動で成功しているようだ。
最近の独立したタレントの特徴とは
手越祐也と赤西&錦戸では路線が違うが、共に共通しているのがSNSの活用と動画配信だろう。
一昔前のタレントは事務所から独立したら、テレビに出られるようになるまでは息を潜めているしかなかったが、昨今のタレントは自分から発信して、自力でファンを獲得することができる。
もちろん全てがうまくいくわけではないが、テレビしかなかった時代と比べると、独立後の選択肢が格段に増えた感じだ。
逆に言うと、事務所の力がなくてもうまく立ち回れば1人でもやっていけると言うことになる。
今後のジャニーズ事務所はどうなる?
TOKIOの長瀬智也が来年の3月いっぱいでの退所を発表しているし、未成年お持ち帰り問題で自粛中の山下智久も9月末で退所するのでは?と噂れている。
長瀬は他の事務所に所属せず、「裏方としてゼロから新しい形の仕事を作り上げていく」と語っている。これまで大きな不祥事もなくジャニーズとは円満退所ができそうな長瀬は、今後も安泰な芸能界人生を送ると予想される。
一方、不祥事を起こしてしまった山Pはどうなるのだろうか。
今回の不祥事で、退所予定が9月末に早まったとの噂もあるが、「山下は全編英語の日欧共同制作ドラマに出演した実績もあり、ネットテレビや海外での俳優活動の道があるのではないか」と関係者は語る。
どうやら山Pも仕事に困ることはなさそうだ。
まとめ
相次いで退所していく元ジャニーズのタレントたちのその後について書いてみました。
昨今は動画配信やSNSなどでの発表の場が増えたことから、独立への敷居も下がったと思われる。
今後もジャニーズからの独立者が増えていくのではないだろうか?
今回は以上です。