脳科学者の茂木健一郎氏が炎上しています。
一体何があったのでしょうか?
鼻マスクで試験失格は”人権侵害”
茂木健一郎氏は、「大学入学共通テスト」で、マスクから鼻が出た状態で試験を受けた男性が失格になったというニュースを受けて、「杓子定規のロボット試験監督による人権侵害」とツイートしました。
鼻出しマスクの件、ネット情報によると、共通試験で配布された冊子には「マスクを正しく着用」としか書いてなかったようで、「鼻を覆う」ことを意味するかは曖昧。試験結果無効のような重大な結果をもたらす判断をする上ではお粗末。杓子定規のロボット試験監督による人権侵害だと私には思える。
— 茂木健一郎 (@kenichiromogi) January 18, 2021
当初の報道では、失格理由が「鼻マスク」としか報道されていなかったため、失格処分はやりすぎだと考える人は多かったようです。
ところがその後、詳細が明らかになると状況は一変しました。
問題を起こした男性は、試験監督の注意を6回も拒否し、失格を通告された後はトイレに立てこもり警察が出動する事態となりました。
結果男性への批判が集中することとなります。
茂木健一郎「問題を整理」
これらの報道を受けて、茂木健一郎氏は19日「『鼻出しマスク』問題の整理」と題した動画をアップします。
茂木氏は動画内で
僕は一貫して、49歳の男性の行為が良かったなんてことひと言も言っていなくて。当然いいはずないじゃないですか。
と男性の行為自体は批判する立場を示しました。
そしてこの男性のことを「非典型的な人」と称し
「非典型的な人は、繰り返し注意されると精神のバランスを崩すケースがある。」
「何歳だろうと関係ない」
といったことを前置きします。
その上で大学入試センター側を
非典型的な人へもいるということをなぜ考慮しなかったのか
と批判しました。
そして今回の問題は、注意することによって受験生が行動を改めると思った試験監督と、”非典型的”な行動をとる受験生との掛け算の結果だったと話しています。
また、茂木氏のこれまでの発言には、「個性が大事だからルールを破っていい」との批判も寄せられていましたが、
個性が大事だから、ルールは破っていいんだなんてことはひと言も言っていない。
個人の自由が公共の福祉に優先するなんて誰も言っていない
と否定しました。
この問題は最初から「そういう極端な反応を引き起こす非典型的な人格パーソナリティの方とどう向き合うか」という点で一貫していると主張しました。
視聴者の反応は?
この動画を見た視聴者からは厳しい意見が多く寄せられており
「非典型的な人」=茂木氏
言い訳をもっともらしく言う人の典型。
ごめんなさいも言えないのか
年寄りになると頑固になるんやねぇ
ちょっと何言ってるか分からない。 言い訳が見苦しい
と、言い訳がましく見苦しいとの意見が多数を占めています。
また、この動画は1月20日時点で、高評価297に対し低評価が1,972と圧倒的に低評価が占めています。
最後に
個人的には最初に一報の時点で、”失格”は正しい判断だと思いました。
茂木さんはツイッターで
共通試験で配布された冊子には「マスクを正しく着用」としか書いてなかったようで、「鼻を覆う」ことを意味するかは曖昧。
とツイートされていますが、仮にそうだとしても試験監督に注意されれば、従うのが大人だと思いますが・・・。
コメント欄でも大多数を占めていましたが、茂木さんは結局この動画で何を言いたかったのでしょうか?