先日、体調不良が原因で、辞任の意向を発表した安倍総理に関して、場外乱闘が発生している。
総理の辞任は大ニュースだが、それにしても内部よりも場外が騒がしすぎる。
事の発端は、京都精華大学専任講師で思想史家、政治学者の白井聡氏が、自身のフェイスブックに次のように投稿した。
「荒井由実のまま夭折すべきだったね。本当に、醜態をさらすより、早く死んだほうがいいと思いますよ。ご本人の名誉のために」(この投稿は現在は削除されています)
なぜこのような投稿をしたのか?
ユーミンこと松任谷由実が自身のラジオ番組「松任谷由実のオールナイトニッポンGOLD」で次のような発言がきっかけとなっている。
「テレビでちょうど(会見を)見ていて泣いちゃった。切なくて」と思いを吐露。安倍氏とは「私の中ではプライベートでは同じ価値観を共有できる、同い年だし、ロマンの在り方が同じ」と明かし、「辞任されたから言えるけど、ご夫妻は仲良しです。もっと自由にご飯に行ったりできるかな」などとねぎらった。
引用元-SANSPO.COM
白井聡は、朝日新聞に「安倍政権の7年半余りとは、日本史上の汚点である」と題した記事を掲載するなど、生粋の反安倍派の人物だ。
しかし、いくら反安倍とはいえ、感想を述べた他人に対して「早く死んだ方がいい」とはとても大人のしかも大学講師の発言とは思えない。
この投稿を受けて、橋下徹が噛み付いた
白井聡の「早く死んだほうがいい」という投稿を受けて、橋下徹が噛み付いた。
「こんは発言を俺たちがやれば社会的に抹殺だよ。白井氏は安倍政権をボロカスに言っているが、安倍さんもさすがに白井氏のようなことは言わない」
引用元-東スポweb
と批判し、こうした発言をする講師を雇う大学の姿勢に苦言を呈している。
この投稿に対しネットでは
白井聡のこの投稿に対してのコメント欄は
- 生活、人生をめちゃくちゃにされた国民の方が泣きたいよ
- ユーミンも落ちたもんだ
- 確かに、と思わざるを得ない
のように、賞賛とも取れる共感の声で溢れている。
しかし、一方良識のある(?)ネットでは
- 人として最低だね
- 自分が気に入らない人間だからって『死んだほうがいい』はおかしい
- 安倍のことを1ミリでも褒めた奴は死ねみたいな発想ホント怖すぎ
などと、批判の声が集まっている。
政治に対する思想は人それぞれだが、人に向かって「死んだほうがいい」と言う人も、それに共感する人も何かが間違っていると思う。
まとめ
先日は、立憲民主党の石垣のりこが「病気は癖」発言で炎上していた。
立憲民主党所属・石垣のりこ参議院議員が激しく燃えています。 発端となったのはこのツイート。 総理といえども「働く人」。健康を理由とした辞職は当然の権利。回復をお祈り致します。 が、「大事な時に体を壊す癖がある危機管理能力のない[…]
自民党内はなんとなくポスト安倍は菅官房長官で固まり始めてる気がするが、場外乱闘はしばらく続きそうだ。
今回は以上です。