年末恒例の「カウコン」ことジャニーズカウントダウンコサートが、今年も開催されることが発表されました。
フジテレビ系で『ジャニーズカウントダウン2020-2021~東京の街から歌でつながる生放送~』と題し、12月31日の23時45分から1時間に渡って生放送されます。
新型コロナウイルスの影響で開催が危ぶまれていましたが、ライブ放送という形で開催が決定しファンからは歓喜の声が上がっています。
その一方で、カウコンの常連であるKinKi KidsやV6が出演しないことがわかり物議を醸しています。
三宅健 カウコン発表時に自身の不参加を知る?
今年のカウコン開催の決定は、12月9日に放送された『FNS歌謡祭』で発表されました。
この発表を受けて、V6の三宅健さんはジャニーズ会員制サイト『Jnohnny’s web』内のブログ『にこにこ健』を更新。
「昨日は、FNS歌謡祭で今年はカウコンに出演しないという事実を知る夜。テレビでお知らせ頂くこの不条理……。あれ? 私、ジャニーズですよね!?」
と綴り、自身が参加しないことを番組発表で初めて知ったことを明かしました。
カウコンに参加しないのに団扇は販売されている
ジャニーズといえば団扇に写真を貼り付けて、推しのアイドルを応援するのが定番となっています。
三宅健さんは、カウコン用の団扇の撮影をしたので参加すると思っていたとブログ内で語っています。
「カウコンの団扇も撮影していたので、私も出るものだと思って楽しみにしていたのに残念」
また、ジャニーズのグッズを販売する『ジャニーズショップ オンラインストア』でも今回のカウコンに不参加の、KinKi KidsやV6の団扇が販売されています。
ファンの声は?
三宅健さんのブログ更新を受けてV6のファンからは
『にこ健』見て泣いた。『カウコン』のうちわ販売してるのに、本人たちが出ないのはおかしくない!?扱いがひどすぎる。
うちわの撮影して楽しみにしてたのに出れない、事務所から何も言われず視聴者と同じタイミングで知らされるのは流石に事務所さんだめじゃない?と思うな…
記念すべきV6の年なのに下ろされるとは先輩達が頑張っていたからジャニーズはてっぺんにいられた
25年誰一人欠けずに凄いグループだと思ってたが華を添えないやり方はないよな
誰が始めたカウントダウンだと思っているのかしら?バッサリ切るなんて信じられない!もう見る気もしません!
などジャニーズ事務所のやり方に対して、怒りの声が挙がっています。
チーフマネージャーを解任し独立ポジションを得たV6
V6は今年結成25周年を迎えました。
メンバーの離脱や活動休止が相次ぐ中、V6はこれまで1人のメンバーも欠けることなく活動を続けていました。
過去には岡田准一さんが俳優一本でやりたいからと解散を申し出たこともあったようですが、それでも活動を続けられるのはチーフマネージャーであるA氏の支えがあったからです。
A氏は「藤島ジュリー景子社長や他のグループに説明がつくか」ということを第一に考え、細かい部分まで調整するようなタイプのマネージャーだったといいます。
しかし、その細かすぎる態度に三宅健さんが「もっと自由にセルフプロデュースしたい」と不満を募らせ、三宅さんが主導する形で今年8月にAさんをグループのマネジメントから外してしまいました。
これによりV6はメンバー主導で仕事内容や企画を決めていく、実質的な独立ポジションを獲得したといいます。
上層部と揉めているV6
昨年7月にジャニー喜多川社長が亡くなってから、若手グループやジャニーズJr.を猛プッシュするよう方針を変えてきました。
そんな若返り戦略に不満を抱いた結果、チーフマネージャーであるA氏を外す結果になったのかもしれません。
A氏を外すことにより独立ポジションを得たV6ですが、そんなV6を事務所側はよく思っていないと言われています。
そのため、今回のカウコン外しや事後報告といった結果になってしまったのでしょう。
「三宅さんがジャニーズ事務所の会員制サイト内のブログでそれを明らかにしたことからも、V6と事務所上層部が対立していることが感じられる」と関係者は語っています。
最後に
今年の一年を締めくくるジャニーズ恒例のカウントダウンコンサート。
ファンからしてみれば、そんなお祭りの中で揉め事は見たくないですよね。
所属タレントの事務所離れが続いているジャニーズ事務所ですが、今回のことをきっかけにV6も独立に向けて動き出すのでしょうか?
今後も注目していきたいです。